2019年 娘の初節句でした。
うちは上が男の子なので、桃の節句は初めて!
ひな人形を実家に買ってもらうかを3秒ぐらい悩みました。悩んだ結果、我が家では私がおじいちゃんに買ってもらったおひな様をありがたく受け継いでいくことにしました。
なぜそう思えたのか、受け継ごうか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
私が受け継ごうか悩む理由
古い写真(笑)1992年、私が5歳の頃の写真ですね。
おじいちゃんが買ってくれた七段飾りのおひな様。客間に飾って、ひな祭りの時だけ客間で節句のご馳走食べてわいわいわい楽しかった思い出が。
この思い入れたっぷりの雛人形が実家の押し入れで長らく眠ってるんですよね~
ちょっと寂しい。このままだと粗大ごみ送りなのも悲しい
それに両親に買ってもらうとしたら、姪っ子ちゃんが親王飾りを贈ってもらってたので多分同じく親王飾り…
部屋のスペース的に親王飾りがいい♡ってのはありだと思うけど
我が家は幸い一軒家でスペースだけはあるんですよ。
置く場所もあって、おきたい人形もいるのになぜためらうのか!
理由は簡単。
「雛人形は1人に1つ。受け継ぐと厄も子どもに行くことになりますよ」って説があるから!!
これを知ってしまったせいでためらうんですよね~
健やかな子どもの成長を願って飾る雛人形なのに、自分の厄が子どもに行くって言われたらそりゃ気になりますよね
なので調べました!
ひな人形ってそもそもなに?
詳しく書いてるサイトは数多あるのでざっくりまとめると
・厄払い用に紙や藁で作った人形を川に流すの”流し雛”の文化がもともとあった。
→だんだん立派なものを作るようになり使い捨てから保管して毎年使うようになった。(「水に厄を流す」から「風で厄を流す」と変化した。)
・身分の高い女の子たちの「ひいな遊び」(=人形遊び)を庶民もマネするようになった。
で、この2つの文化が混ざって、江戸時代あたりから雛人形の文化が全国的に広まった、と言うことらしいです。
もともとの厄払い文化に、憧れがプラスされて、今の雛人形ができたってことは、風に当てときゃ厄も流せてるってこと?
そもそも、「雛人形は一人一つ。姉妹の場合は2つ必要。親から子へ受け継ぐなんてもっての外!!」って言ってるのが、雛人形を売ってる会社だけなんですよね~
商売の匂いがするぜ!
どっかの大学の日本文化研究してる人が文献発表してるとかならいざ知らず(あったらごめん)、販売会社が言ってることを鵜呑みにして、わざわざ新しいお雛様買います?
歴史的に考えても、雛人形を子どもに譲ったからといって厄が受け継がれることは考えづらいこと。
また、厄うんぬんを言い出したのが雛人形を売りたい人たちだということ。
そこから導き出される名推理は受け継いでも問題なし!!
なので娘が寝てる隙に飾ってみました♡
さすがに30年前に買ってもらったものなので衣裳の白がかなり茶色になってるけど(苦笑)
親王さんたちだけでも着物新しくしてもらおうかな~
→この着物を綺麗にしてみた話はこちら
せっかくの七段飾りですが、2歳0歳の家で飾るのは自殺行為なので、階段ごっこしないと確信が持てるまでは、ほかの方々は屋根裏待機で、親王飾りのみ棚の上の手の届かないところで楽しみたいと思います。
でもやっぱり、我が子に新しく段飾りのひな人形を用意したい!って思いもあると思います。
その場合は、こんな可愛いサイズはいかがでしょう♡
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