関西在住なので、東大よりは京大、語学力もつくしいっそアジア圏の有望な大学に行って欲しいと思ってるあやです。
今回は、幼児教育についての本を読んだのでご紹介☆
内容はとても勉強になりますが、ワーママが読むとちょっとイラっとするかも(というか、私はイライラしたよ?夫は平気だったみたいだけど)
「東大に入る子」は5歳で決まる ”根拠ある自信”を育てる幼児教育
著者は和田秀樹氏(アメーバブログやってらっしゃるのね)
ご自身も東大出身で、弟さんも東大出身。
ご両親は東大卒ではないけれど、「母の教育法のおかげで東大に入れた」と。
で、東大行くのは遺伝じゃなくて努力次第だから母親ができる子どもの教育法を書いていきますよって本(超ざっくり)
ワーママ的「ここは参考にさせてもらいます」な説
私がこの本から学んだのはこの3つ
小さいうちから、国語・算数・英語を学ばせる
子どもには、「私出来る子だもん」って自信をつけさせるのが大切だと。
それは根拠のない自信でも全然問題ないけれど、国語・算数・英語のように数値で測れるものの方が根拠のある自信につながるよね
って事らしいです。絵だの運動だのに付き合うのって大変じゃないですか?
褒めどころ(=伸ばしどころ)と終わりがわからない!
だけど主要3教科なら、書店のテキストで教えやすいものを毎日こつこつ一緒にやっていけばOKなので非常にわかりやすい。
(第五章がその勉強法について書かれているので、忙しい方は五章だけ読めばいいよって前書きで書いてた)
平日時間が限られているワーママにはありがたい説
子どもに合う勉強法はきっとあるからあきらめないこと
「どんな高名な教育評論家の書いた育児書も自分の子どもにあってなければゴミだから無視して良し!」ってことで何ならこの本も合わないところはポイしてね
だそうです。
幼児教育は子どもに成功体験を積ませるのが目的だから数字としてちゃんと成果が出ないならその方法は我が子にはあってないということで別の方法を試していくのがいいと。
1つ2つで諦めて「できない子」って思うんじゃなく10や20の方法を試してあげる。
そのためには子どもの勉強する様子を記録しておく。
「ごはん前に勉強させてもお腹が空いて集中しないな~」とか
「挿絵がカラフルだと気持ちがそっちに行っちゃうからモノクロの方がいいな~」とか。
見てるだけだと家事に追われて忘れちゃうからちゃんとノートに記録する。
どんな教え方がよかったのか等がログとして貯まれば勉強に躓いたときにも手を出しやすいしね。
ご褒美OK もので釣ろう
大人だって頑張った日には自分にご褒美♡ってするんだし、子どももどんどんご褒美で釣って勉強させるべし。
ゲームは時間泥棒だから好かんけど、それがモチベーションになるならゲームをダシに使っても良いって(笑)
【知識を吸収すること自体がご褒美です】なんて、意識高い系な話もあるけど、それって高等教育の世界の話だもんね。勉強始めたばっかりのちびちゃんには酷。
うちの息子もシール貼るのを楽しみにワークやってるからね(笑)
ワーママ的「これはないわ~」な説
私がイラっとした部分はこちら
前提としての専業主婦感(もしくは短時間パート感)
著者の和田さんご自身が医師として働いていて、「優秀な女医が子どもの教育のために退職してしまうのが惜しいから、彼女たちが満足できる教育を施せる保育施設を作ったよ」 って話がありまして
この本は「その施設に入れなくとも自宅でも同じように手をかけてあげればいいんです!その参考として書いてます」って流れなんですが
ワーママも女医とおんなじぐらい忙しいわ!
「子どもの適切な勉強時間は学年×20~30分。学校で勉強してるからいいだろうではなく、お母さんが先生としてしっかり先取学習させること。学校から帰った3時頃から晩御飯までに勉強させる習慣をつけるといいですね。中学に上がるまでは一緒に勉強してあげてください」
ってオイ
誰が3時に家にいるんだよ!
こっちは学童と習い事のやりくりで何とか就業時間までの子どもの安全な居場所の確保に苦心してるって~のに!!(※我が家はまだ保育園児なので実際に苦心するのは数年後デス。無駄にヒートアップしてるだけ)
共稼ぎ・共育児なこの時代に父親の空気感
父親の育児へのかかわり方がも~昭和!
「イクメンはいらない」だの「床の間理論の強い父親像のためにお母さんはお父さんを立てて悪口とか言っちゃダメだぞ」だの
もーうっせーわ!!
一家の大黒柱として稼いでくるのが男の仕事。長時間労働してるんだから家でまで働かせたら旦那さんは大変でしょ?
って言うけども
こっちも同じように稼いでたのを育児のためにNO残業・頑張れ時短で切り上げて、その分で家事と子どもの世話を担って、二足の草鞋でくたくたなんですけど!!
(※これを読んだ時点では育休中なので二足の草鞋ではない。くたくたなのはくたくた)
ちなみにね、一応「女性も同じように働いてるなら祖父母を頼るとよろしい」って書いてあるんだけど みんながみんな頼れる環境にあると思うなよ って釘を刺したくなるね。物理的に。
最後に:子どもを東大に入れるためには
著者の年齢からくるだろうジェンダーロールには若干イラっとくるものの、勉強方法については参考になります。
コメント
[…] ようやく「東大に入る子」は5歳で決まる ”根拠ある自信”を育てる幼児教育を読み終えた~ 書評記事書くのって難しいんだな~と再認識。 他の人の書いた書評記事読んでちょっと勉強しよう […]