第二子だからか女の子だからか、息子より少し早く話し出した娘。
ゴミ→「アミ」 お母さん→「あしゃーしゃん」 しまじろう→「じょー」 ミッキー→「アッキー」アンパンマン→「パン」と舌が回ってないたどたどしさでしゃべりだした1歳6か月。
息子の影響で1~10の数字は完璧!(ただし意味の分かっていない暗唱)
そこから徐々に発音もよくなり1歳9か月ごろには「おかーしゃん めがね どじょ!」とパソコン仕事で眼が疲れたので外すや否やかけるように持ってきたり
「にゅーにゅ おかーり ちょうらい」と朝食の牛乳を催促してきたり、昼寝を促すと「ぱーま いらない。 ねんね ちないの」とまだまだ遊びたいとパジャマを拒否するまでに成長しました。
ところが、2歳目前の今、「ん んんんん~ あ~ んぅ~ にゅうにゅう ちょうらい!」とすんなり言葉が出なくなってきました。
え?もしかして吃音?
吃音とは?
なんとなく言葉がすんなり出ない事を吃音だと思っていましたが、この機会に調べてみました。
精神医学的障害の一種である。吃音の主流の定義は、(1)音の繰り返しや、つまりなどの言語症状が明確である(2)明確な根拠が脳や発語器官等の器質に求められない(3)自身が流暢に話せないことに対する予期・不安に悩み、逃避しようとすること、であるとされる。
Wiki
発声時に第1音が円滑に出なかったり、ある音を繰り返したり伸ばしたり、無音が続いたりする言語障害。不安や緊張などの心理的影響が強いと考えられているが、原因は不明。舌・唇・声帯・横隔膜など、発声・調音(構音)・呼吸に関係のある器官に痙攣(けいれん)を伴うこともある。吃音症。吶吃(とっきつ)。
デジタル大辞泉
分かりにくっ…大体あってたか。
吃音は最初の一音がすんなり出ない事を言うけれど、出にくい症状によって3種類に分けられます。
・最初の音を繰り返す連発型
・最初の音を伸ばす伸発型
・最初の音がなかなか出てこない難発型
青年期以降に発症する「獲得性吃音」と幼児期に発症する「発症性吃音」があり、9割は発達性吃音。2語文以上を話し始める2~5歳ごろに発症しほとんどの子どもが自然に治るが、吃音には波があり、治療されずそのまま放置されることもある。
とのことでした。
これで言うと娘の場合「あ」とか「え」とか「ん」とかの発音したい単語とは違う音を繰り返しているから、吃音とは少し違うのかな?
話し始めたばかりの子どもはまだ言葉が上手に出ないことから詰まることも多いので、吃音なのか成長過程の一つなのかはシロウトでは判断できないとあったので
吃音なのかいつまで見守っていていいのかを保健センターに電話して聞いてみることに。
保健センターに言葉の発達について相談してみた。
善は急げで、保健センターに電話してみました。
今月2歳になる娘の言葉の発達について相談したいことがあるんですが…
担当の田中(仮名)です。お子さんの言葉の発達が気になるとのことですが。
・今月2歳になる娘が先月まですらすら話していたのに、急に詰まるようになったこと。
・それまでは2語文しっかり話していたこと
・成長過程の吃音は治ると聞いたけど、いくつまで様子見をしていいのか
を相談しました。すると
子どもさんの吃音の場合、診断をしたり治療をしたりするにしても、言語聴覚士と意思疎通して訓練していくことになるので4~5歳ごろまでは様子をみてもらうことになります。
確かに!2歳のイヤイヤ期のイマイチ指示が通ってるか怪しい子ども相手に訓練もなんもないわ…
とはいえ、何か気をつけたりすることはないのかな?
小さいお子さんの場合、口や舌の発達がまだ未熟なので上手に話せなくて吃音の様になっていることもあるので、しっかり硬いものを食べさせて口の周りの筋肉を鍛えてください。
全身の筋力も影響してくるので、しっかり運動させたりするのもおすすめです。
OK!しっかり噛む系ね。保育園のおやつにするめが出ていたのはこういう事のためなのかな?
吃音を見守るっていうのは単に咎めずに話出すのを待つ方がいいのか、いいたい言葉を教えてあげたほうがいいのかどっちですか?
時間にゆとりのある時は、お子さんが最後まで話せるように、せかさずに見守ってあげてください。もし、しゃべろうとするのをあきらめた場合は言葉を教えてあげると良いですが、詰まっている途中で指摘してしまうとプレッシャーになるので避けてくださいね。
とのことでした。
まとめ:小さい子の吃音は4~5歳まで焦らず様子見。気になることはとりあえず保健センターに。
ネットで吃音について調べていると「言語聴覚士に相談してみましょう」で〆ている記事が多くあったんですが、そんな都合よく知り合いに言語聴覚士いないから(苦笑)
とりあえずで保健センターに連絡したけど、気になっていたいつまで見守るかと今できる事は何かがしっかり知れて大満足です。
吃音自体も治療方法はなく、話しにくい単語をいいかえるフレーズ(例えば「ごめんなさい」が言いにくい場合は「申し訳ありません」というようにするとか)でスムーズな会話ができるように練習していくらしいです。
大人が吃音の症状を責めず、ゆったり短めの言葉で楽しく会話をしていくことで、子どもが話しやすい言いかえ表現を自然に学べるので、話しかけ方を変えてあげるのもいいですね。
吃音が起こるメカニズムも不明で、決して育て方や読み聞かせが足りなかったから なんてことはないそうなので、もし気にしている親御さんは自分を責めちゃダメですよ?
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