ベビーベットは必要?初めての赤ちゃん

すくすくとお腹で育つ赤ちゃんの誕生にわくわくしつつ、いろいろ準備しなきゃ~と考えているお母さん・お父さん。
要るか要らないかで、悩む究極アイテムがベビーベットだと思います。
ちょっと高いし、場所も取るし、使わないって話も聞くし、本当に必要なのか考えてみました。

ベビーベットは必要?どんな使い方をするの

まずベビーベットが必要か考える時にイメージして欲しいのは、「どこで使うか」という事。

①日中赤ちゃんのためのスペースとして使う

ワンちゃんや猫ちゃんなどの室内でペットが自由に過ごしているなど、床に赤ちゃんを置いてはおけないなら、リビングにベビーベットはマスト。
お家にペットがいなくても、赤ちゃんが日中安心して過ごせるスペースを用意してあげたいですよね。ベビーベットがあれば赤ちゃん専用スペースとして整えてまわりにモノを置かずに済むので、誤飲や思わぬ事故を防ぐことができます。

②夜寝るときに寝室で使う

0歳児の死亡事故の8割が就寝の窒息が原因だと、厚生労働省の人口動態調査で分析されています。ミルクの吐き戻しやうつぶせ寝が原因のこともありますが、親と同じベットで寝ていて寝具に埋まって息ができなかったり、大人の体で圧迫してしまったりするケースも。
安全に寝かせるなら、赤ちゃんが自分で寝返りができるようになるまでは、ベビーベットなどの赤ちゃんに適したベットで寝かせるほうが安心です。

 

1人目の赤ちゃんでお家でペットを飼っていない場合だと、主に②の寝室で夜寝るときに使うイメージで購入することになるかなと思います。

ベビーベットは必要? あると便利なメリット

赤ちゃんの安全性以外にあると便利なメリットはベビーベット下の収納力!
ベビーベットをリビングにおいておくと、ベビーベットの下に、赤ちゃんのオムツや着替えなどを収納できるので、とても便利です。
オムツは、新生児期は1日10回近くは交換するので、消費が激しく、安い時にまとめ買いが必須になりますが、意外と場所を取るんですよね。
ベビーベットの下におむつを入れておけば、使う時にすぐ取れるし、残量も把握しやすいです。

また着替えを分かりやすくカゴに入れてベビーベットの下に収納しておけば、休日にお父さんがお世話をする時も「とりあえずベビーベットの下に着替えがある」と一目でわかるのでお任せしやすくなります。

うちの夫は割とマメで育児にも積極的に取り組むタイプですが、引き出しタイプの洋服ダンスに入れてある服は、表に何が入ってるか書いてあるのに「どこにあるかわからんかった…」とか言ったことありますからね~。初心者パパならなおさら。

日中リビングの床に寝かせてしまうと、寝てる隙に掃除しようかな~と思ってもなんとなく埃が立ちそうで遠慮してしまいますが、ベビーベットで寝ているならクイックルワイパーで静かにお掃除もできるので、赤ちゃんが寝ている間に家事もはかどります
(※とはいえ、家事するより自分の体調優先で!寝れるときに寝てくださいね)

夜にベビーベットで赤ちゃんが寝てくれると、うっかり寝返りで赤ちゃんをつぶしてしまわないかと言う不安がないので、お母さんも安心して眠れますね。

ベビーベットはいらない あったら不便なデメリット

ベビーベットが不便なのはその大きさ。
ミニタイプでも畳一帖ほどのスペースが必要なので、お部屋が狭くなってしまいます
日中寝ているだけの時期は便利でも、4~5か月ごろのハイハイが始まると少しでもお部屋を広く使って元気に動いて欲しいのに、ベビーベットが邪魔!なんてことも。

寝室にベビーベットを置いて寝かせようと思っても、赤ちゃんのタイプによってはお母さんと離れて寝るのがイヤ!と添い寝だったら寝るのにベビーベットにおくと泣いて寝てくれないことも

ベビーベットで夜泣きをされると、お母さん自身が大変というデメリットがあります。夜中に赤ちゃんが泣く度に自分のベットから降りて、ベビーベットまで迎えに行き、柵を下ろして、赤ちゃんを抱き上げ…と工程が多いのでそれが毎日続くとだんだん辛くなってきます。

私・あやはベビーベットは要らない!派

ここまで、メリット・デメリットを考えてきましたが、私・あやの立場は「ベビーベットは要らない!」です。

実家で里帰り中に、妹が実家に残していったベビーベットを1ヶ月使ってみたものの、夜泣きの度に起き上がるのが辛くて辛くて…。
そして、当時住んでいた自宅がLDK合わせて10畳と狭くて狭くて…。とてもじゃないけどベビーベットを導入するスペースがなかったからです。

ベビーベット要らない派の生活スタイルと便利アイテム

では、どのようにして過ごしていたかと言うと日中過ごすリビングに導入したのがこちらの2アイテム。畳と丸座布団です。

我が家の畳はニトリで購入。1帖で8000円ぐらいでした。同じ商品が見つからなかったので似たようなものをご紹介しますが、上記の様に縁取りがあるタイプを買わないと、端からモロモロと崩れていくのでご注意を。
リビングに2帖分ひいて、赤ちゃんスペースとして動き回れるようにしていました。
着替えやおむつは簡易の棚?を買ってそこに突っ込んでいました。
ハイハイするようになると、どんどん中身を出されるので非常にストレスでした!
(出すのは成長のイチ過程なので、仕方がないらしく、諦めました)

丸座布団は出産祝いに友達にもらいました。(自分でこの値段はちょっと…)
初期の布地が変えられないタイプだったので、毎回バスタオルをひいて使用。
とは言えやっぱり1年2年と使っていくうちに汚れてきます。
お風呂場で押し洗いしたら、布地に汚れ浮きが残ってしまったので、この手のマットを購入する方は、ヌードタイプでカバー別売りのものにした方が長く綺麗に使えますよ。
使い立ての頃は厚みが3~4センチありましたが、その厚みでも、訪問してくれた助産師さんに「ちょっとふかふかやし、窒息しないように気をつけてね」とアドバイスをいただいたので、類似商品を購入する場合は厚みにも注意してください。

丸座布団に寝る息子

散らかった部屋

実際の写真がこちら。赤ちゃんの横に棚置くとか今考えたら非常に危険ですが、そばにあるとおむつ替えが楽なのでつい…
2枚目の写真がかなり散らかってるのは、引っ越し準備のせいって事にしておいてください。

そして夜は無印良品の脚付きマットレスのセミダブル

これで添い寝をしていました。無印良品の脚付きマットレスは、硬めなので体が沈み込む心配がなく、ふかふかの寝具でうっかり窒息のリスクはかなり低め。そしてセミダブルサイズだと子どもと2人で寝ても寝返りでつぶす心配はありません。
また、脚の高さを替えられるので、一番低い10cmにしておけば、寝返りを打つようになってベットから落ちても大けがはしません(泣くけど)

ベットで寝る親子

ベットを寝室の壁にぴったりよせて、息子・私がセミダブルで。写真手前のシングルに夫が一人で寝ていました。
セミダブルは大人が横で寝ていても、寝相の悪い息子が横向きでぐいぐい迫ってこれるぐらいのスペースがあります。

ちなみにシングルに赤ちゃんと寝るのは少し厳しいかと思います。

娘がシングルの布団で寝ている

これは娘が2カ月頃の写真ですが、シングルの布団に対しての赤ちゃんのサイズはこれぐらいです。
大人も一緒に寝ようと思うと少し狭いし、つぶさないか心配。

 

ベビーベットを購入しても、ある程度の大きさ・大体5か月ごろの寝返りをするようになったころに、「このベビーベットでいつまで寝てくれるのか・・・?」と言う問題に直面します。
どのみち、半年たたない間に、子どもの寝床問題が発生するなら、生まれる前のゆとりのある時にベットの買い替えをした方が、後々の事を考えると便利です。

とは言え、セミダブルは送料含めると4万ほどするのでなかなか思い切れないと思います。
その際はシングルの布団を1組買って、旦那さんに床で寝てもらうとよいと思います。
今まで旦那さんが使っていたシングルに赤ちゃんを寝かせて、ベットで母と子が一緒に寝て、旦那さんは寝室もしくはリビングに布団を引いて寝てもらうのが、低コスト。

くれぐれも、旦那さんがベットで、お母さんと赤ちゃんが床パターンはやめてくださいね!
寝室は暗いので、トイレに起きた旦那さんがうっかり寝ぼけて赤ちゃんを踏むリスクがあります。旦那さんは踏んでも大丈夫だけど、赤ちゃんは踏んだら大変!

 

ちなみに夜寝るときは、息子だけ寝かせた後は、ベットから落ちたりしないか心配だったのでベビーコールを作動させていました。

映像付きのモニターの方が安心かな~とは思いつつも、常時見るわけではないなら、異常時にお知らせしてくれるだけでいいかな?と判断しました。
3000円弱お手頃価格ながら寝返りの振動でも反応してくれるので、十分優秀です。

まとめ:1人目の赤ちゃんにベビーベットは必要なし。日中のベビーマットと2人で寝むれる大きなベットを用意しよう。

日中は畳を敷いて、ベビーマットを用意して、赤ちゃんと一緒にごろごろして、産後の疲れた体を休めましょう。同じ目線でママがいてくれたら赤ちゃんも安心して楽しく過ごせます。

一人目の赤ちゃんは未知の生物なので、危険と言われる夜の添い寝を避けたくてベビーベットを買わないことに不安を覚えるかもしれませんが、赤ちゃんが弱弱しいのはせいぜい2~3か月。
どうしても気になるならその間だけベビーベットをレンタルしてみて。
その後長ければ小学校に上がるまで一緒に寝る事になるお母さんのベットをなるべく早い目にサイズアップしておきましょう。

レンタルは気になるのでやっぱりベビーベットを買いたい場合は、自分が使っているベットとくっつけて使える高さなのか、親のベットと隙間があかないか、動かずに固定できるかをしっかり調べてなるべく楽にお世話できるベビーベットを買ってくださいね

~参考までに~

マットとベビーベット参考までにいくつか使えそうなやつ・可愛いやつをピックアップしてみました。

日中のリビングで使う赤ちゃん用のマット

テディハグ【送料無料】

価格:13,199円
(2020/2/17 14:50時点)

テディハグはもはやマットでもないんだけど、可愛いからこれも合わせておすすめしておきます。
めっちゃ可愛い。高いけど。
毎日の事だからインスタ映え的な可愛いのをつかってテンション上げるもよし・トッポンチーノって2016年代に流行っていた手作りの赤ちゃん寝かせるやつを自作するもよしですよ。

ベビーベット編

寝室に置くならそいねーるは小っちゃくていいと思う。固定式の「そいねーる」、キャスタータイプの「そいねーる+ムーブ」、大きくなっても寝れる長さの「そいねーる+ロング」の3種類があるけど、寝室で使うなら固定式のそいねーるで十分かな。(画像はムーブだけど)でも、そいねーるは9段階の高さ調節で、ムーブの方が15段階の高さ調節できるからそこの差よね。
どちらにしても、普通の子ども用マットレスとかは使えないベビーベットサイズだから、セットでマットレスや布団も買ってね。

コメント

  1. […] ちょっと高いので、ベスト3には入れなかったけど、高岡屋の丸座布団はリビングでのごろ寝用に大活躍でした。 […]

タイトルとURLをコピーしました