今年4歳になる息子。
おもちゃ遊びからお絵描きや工作に興味が向かってきた様子。
文字はまだ「ジェームスのム!」ぐらいしか分からないけど、数字は結構覚えてきた。
そんな息子の”賢さ”をサポートして行きたい!という事で今回読んだのがこちらの本
賢い子どもは「家」が違う! 著:松永暢史
賢い子どもは「家」が違う! 10歳までの「教育環境」で自分からやる子に育つ [ 松永暢史 ] 価格:1,430円 |
家具・おもちゃ・本の選び方や配置を変えるだけ。家で簡単にできる子どもが賢くなる空間づくり。
2016年3月 初版
リベラル社 発行
著書『男の子を伸ばす母親は、ここが違う』(扶桑社)が30万部のヒット。
受験のプロとして音読法や作文法等のメソッドを開発し、教育や学習の悩みに答える、教育相談事務所V-netを主宰する著者。
家庭教師として数多の家庭を訪問し、「伸びる子ども」が育つ環境を目の当たりにし、「教育環境設定コンサルタント」として活動。子ども達が伸びる家づくりをわかりやすく解説してくれたのがこの本です。
賢い子どもは「家」が違う!の魅力
この本を読んで感じた一番の魅力はその具体性。
2章では賢くなる子どもが育つリビング・子ども部屋・寝室・庭(ベランダ)の在り方について
3章では子どもの好奇心を伸ばす本の選び方について
4章では子どもの力を伸ばすおもちゃの選び方について
とても分かりやすく書かれています。
2章を読んで、リビングに本棚を置いたら、3章を読んで本を揃える。おもちゃを買う時は4章に載っているおもちゃを選ぶ。この1冊で10才までのリビング学習させる上で親がそろえるべき必要なモノの知識は十分網羅できちゃいます。
あくまでおすすめなので「全部マネしなさい!」ではなく、「こんなメリットがあるので、できるところから取り入れてくださいね~」というスタンスなのもストレスがなくていい。(笑)
小学生の子どもの帰宅時に、母親が家にいてくれておやつを出してくれる環境が子どもの理想的な「放課後の風景」ってちょっと共働きの母にはグサッとくる描写もありますが、あくまで「子どもを勉強部屋に追い立てず、リビングで勉強できる環境を整えてあげてね」と言うための比喩なのでダメージは少ない。
他にも子どもを賢く育てたいなら「手作りの食事を会話を楽しみながら一緒に食べる事」が大切。でも働くお母さんが多いのでこんな簡単なことも、なかなかできないと思います。その場合は買ったお惣菜を器に移し替えたり、休日は一緒に料理をしたりとライフスタイルに合わせて子どもとの食事の時間を大切にしてあげてください。(要約)
と、打開策も併記してくれてるので、「あぁ、働いてるとやっぱり子どもにしわ寄せが行くんだろうか」と、考えても仕方のないことで傷つかずに済みます。
収入のために働いてるタイプなので、その辺繊細なんです。
(生き生きと働く母の背を見よ!って感じにはならないんで…)
リビング学習を取り入れたい我が家の改造案
本の中身は各自で読んでいただくとして、私に響いた部分をメモとして残しておきます。
・子どもに自分の場所を用意する
・テーブルに余分なモノを置かず、いつでも子どもが勉強しやすいようにしておく
・本を手に取りやすいリビングに(名作集や図説P.98~)
・家庭菜園で四季に触れる
・家族旅行は地図をみながら子ども中心に選ぶ、自然に触れるところへ(焚火大事)
・四季の行事メシは続ける
・10才になったら自分の個室(睡眠含む)
・思春期以降は完全個室でプライバシーに配慮
そして『賢い子どもは「家」が違う!』を読んでリビングを改造したい!と模様替え熱が高まったのでBefore/Afterを(笑)
えっ…家具買ってないならafterってまだじゃ?
(ってか、買い替えの話聞いてないよ~)
【before】2020年1月現在の我が家のリビング
まずはbefore★
片付けてから写真とりゃいいのに、思い立ってすぐ作業したので若干散らかってるから拡大せずに見てね♡
キッチンとダイニング。
食事するときだけテーブルに椅子を持ってきます。でないと、娘が気づくと机の上に立ってたりするんで…
ダイニングテーブルは80×150
奥にあるのは私の机(本が山積み)50×90
右端に見切れてるのが子ども用の椅子。上の写真と合わせて位置関係OK?
続き間の和室が現状子ども部屋です。
部屋のど真ん中にテレビ。ソファの後ろで金魚飼ってます。
子ども部屋の和室。
ベビーベットがジム兼隠れ場状態。兄妹でケンカせず遊ぶ隔離地だったのに、最近娘がよじ登れるようになってしまってキケン。そろそろ撤去の時期かな
押し入れのふすまを1対撤去し、下段を隠れ家風に。(上段は着替えが入ってるので拡大しないで~)
閉めてるほうの上段は裁縫道具やら私の私物。
下段には備蓄用の水と衣装ケースに入れた待機中の子ども服がいます。
対象年齢が0~2歳の本が多い。
本を全部引っ張りだしてくるのがストレスで買わなくなってしまった。
飽きたのか最近子ども達も読んでない気がする。
子ども部屋にしてる和室からリビングまでかけっこできる体を動かせる空間を子ども達に提供できてるのは評価していいんじゃなかろうか(自画自賛)
今回改善したいところ
①私の机がキャパオーバーなので大きな本棚に変えたい
本だけじゃなく子どもの持って帰ってくるお知らせの類を置ておける収納スペースが欲しいから
奥行が広いものがいい。そして子どもの図鑑も置けるようにしたいから棚板は可動式がいい。
理想のサイズは幅80cm×奥行25cm以上×高さ190cm以上
②ベビーベットを撤去して私の机を子ども部屋に移動する
私の机は50×90サイズなので、紹介されていた理想の学習机のサイズより小ぶりなんだけど、まぁまだ4歳だし。お絵描きスペースを確保してあげたい。
ただ、和室におくと台所との距離が遠すぎるかもしれない…
その場合は現在椅子を置いている場所に机をずらしてそこをお絵描きスペースにするか?
【after】リビング学習しやすくなった我が家
ハイ、こちらはおいおい、家具の発注ができたら更新したいと思います。予算の都合もあるからボーナス出てからになりそう…
リビング学習するなら必読『賢い子どもは「家」が違う!』のまとめ
子どもに身に着けてほしい「主体性」
これは「何をやるか決まっていない状況でも、自分で何をするかを考えて実行することができる事」を言います。誰かに「やりなさい」と命じられても、自分で考えた末に「やる必要がない」と判断し、「やらなかった場合のリスクも引き受ける」と覚悟を決めたら「やらない」と決断する。それが主体性のある行動です。賢い子どもは「家」が違う!(P.30)
私が就職したころから、「いい大学に入っていい会社に入ったからって人生安泰ではないかもしれない」と言われ出していましたが、このご時世それはもう周知の事実。
私自身が、ある程度勉強ができたこともあり、親の期待に沿って関西で上位の私大に入学したもののまさに主体性のない子どもだったため、就職活動の時に何がしたいのかわからず苦労しました。
子ども達には自分のしたい事を見つけ(願わくばそれでしっかりお金を稼ぎ)幸せな人生を歩んでもらいたい。そのために、楽しく勉強できる環境=リビング学習ができるように整えてあげたいなと思います。
読みたくなった方はこちらからどうぞ
賢い子どもは「家」が違う! 10歳までの「教育環境」で自分からやる子に育つ [ 松永暢史 ] 価格:1,430円 |
コメント
[…] […]